五條 珠實 プロフィール
   
県立長野高校卒業
国立音楽大学楽理科卒業
武蔵野音楽大学大学院音楽学修了
 
大学では近世邦楽及び舞踊を研究し、在学中より日本舞踊を五條流家元
五條詠昇師、長唄三味線を杵屋勝芳寿師に師事する。(名取名・杵屋勝寿央)
卒業後は故・武智鉄二師の「歌舞伎塾」、
花柳芳次郎(現 四世花柳壽輔)師の舞踊塾に学ぶ。

 
日本舞踊協会公演、創作舞踊劇場、五條流珠実会などに出演。
自身の舞踊会「雅之助の會」、門下の「紅雅会」を主宰、 
国立劇場等で古典から創作まで幅広く作品を発表する。

 
海外では、ロンドン、ベルリン、パリ、ウイーン、ローマ、ニューヨークなど
各地にて公演やワークショップを行う。

特に2004年メルボルン・インターナショナル・アーツ・フェスティバル、
2006年ニューヨーク・リンカーン・センター・フェスティバルなど、世界的規模の著名な芸術祭に出演。演出家オン・ケンセン作品「サンダカン・スレノジー」や「GEISHA」で他ジャンルアーティストとのコラボレーションに意欲的に取り組み各地で好評を博す。

 
2008年1月 故二世五條珠実師(宗家)、故五條詠昇師(家元)の推挙、
及び一門の総意により三代目珠實を襲名、五條流家元を継承する。
 
現在は東京藝術大学客員教授、(公社)日本舞踊協会会員 。
   
主な創作作品「ニジンスキー頌」「妖魔伝説」「朧夜の館」「たまみざくら」
「漂炎」「焦土の祀り」など。